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ベース生コンクリート打ち込み
(防湿コンクリート)
ベース生コンクリート打ち込みとは?
鉄筋組み完了後、基礎施工範囲に15〜20センチ程の厚さで、
ポンプ車など使い生コン(生コンクリート)を流し込み、
レーザレベルやトンボ、金ゴテなどを使い平らに仕上げます。
基礎施工範囲を生コンを流し込むことによって、湿気防止の効果があります。
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生コン流し込み写真です。
写真で見えているのがポンプ車(圧送車)
のホースです。
ポンプ車のホッパーと呼ばれる場所に
ミキサー車からの生コンを溜め、
配管・ホースを通し生コンを打ちます。 |
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生コンをかなゴテで仕上げている写真です。
上の写真の後、職人さんがトンボを使い平らに慣らし、
その上をかなゴテで仕上げます。
生コンが半渇きしてから、
下駄と呼ばれるカンジキのような物を履き、
生コンをもう一度仕上げます。 |
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ベースコンクリート完了写真です。
上の写真の生コンが固まるとこのような状態になります。
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生コンクリートとは?(レディミクスコンクリート 通称生コン)
セメント・砂・砕石・水で出来ている流動性の物です。
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セメントとは?
セメントの原料は石灰石・粘土・けい石・鉄原料・石膏で出来ています。
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ポンプ車とは?
生コンを型枠の中に流し込む車です。
ポンプ車には配管が取り付けらていて、生コンがその配管を通り、
型枠などに流し込まれます。
迅速な生コン工事可能です。 |
トンボとは?
生コン(生コンクリート)を打ち込みの際に、平らに仕上げるT型の道具。
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金ゴテ(かなゴテ)
生コンクリートの表面を綺麗に仕上げる道具。 |
レーザレベルとは?
高さを確認するために使う機械です。施工の際一人でも施工が可能。
暗闇の中でも使えるため非常に使われている機械です。
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生コンクリートに関する情報
生コンクリートの出荷先は?
ハウスメーカーが皆様の基礎工事を行う際の生コンは、
30分以内のJIS(ジス)プラント工場から、
ミキサー車を使い出荷されます。
なぜ30分?=生コンは30分経つと硬化が始まると言われています。
気温や湿度によって硬化の速度は違いますが、
殆どのハウスメーカーは30分を目安にしているはずです。
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10年前と現在の生コンクリートの差?
現在ハウスメーカーで指定されている生コンの強度は、
10年前に比べ非常に高配合になり、
基礎の強度もかなり強くなりました。
しかし生コンは高配合の程、打ち込みが難しく非常に技術が必要となりました。
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JISとは?(Japanese Industrial Standards 日本工業規格)
工業標準化法に基づいて制定される標準。
鉱工業品の品質・生産能率の増進・生産の合理化・
取引の公正化・使用・消費の合理化を図る等を目的とし、
鉱工業の種類・形式・寸法・構造・品質等の要素・
鉱工業品の生産・設計・使用方法等の方法、
若しくは試験・検査等の方法などを規定するもの。
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皆様がベース生コンクリート打ち込みの確認は、
会社や家の事で時間的に難しいと思います。
ベース生コンクリート打ち込みに立ち会わなくても出来る
確認方法をご紹介します。
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チェックポイント
(1)生コン工事は季節や打ち込み時の天気に左右されます。
簡単な表を作ったので参考にしてください。
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生コンクリート打ち込み季節表
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晴れ
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曇り
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雨
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雪
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強風
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霧雨
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春
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◎
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○
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×
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×
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△
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△
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夏
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○
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◎
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×
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×
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△
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○
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秋
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◎
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◎
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×
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×
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△
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△
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冬
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◎
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○
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×
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×
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△
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×
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◎
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生コンの打ち込みに最も適しています。
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○
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生コンの打ち込みに適しています。
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△
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生コンに対してほぼ問題ありませんが、気になる方は事前に
ハウスメーカにご相談ください。
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×
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生コンの打ち込みに適していません。
玄関など土間などはほぼ影響ありませんが、
ベースや立ち上がりの際は何かしらの影響があると思われます。
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(2)夏場の晴れの日の注意
夏場は生コンの硬化が非常に早いため、
急速に生コンの水分が奪われます。
生コンは急速に硬化をすると、ヒビ割れなどが発生します。
その為生コンを、割れやヒビ割れから守る施工方法があり、
主に冠水養生・土間押さえ・シート養生などの施工方法があります。
注意シート養生はあまり行なわれていません。
なぜシート養生があまり行なわれないか?
正しい土間押さえを行なえばベースは殆ど割れません。
シート養生は完全に表面が固まらないと出来ないので、
次の日になる可能性が高いのと、
次の日には内部立ち上がり枠を組み始めるので、
シートを掛けている時間ほぼ無いのが現状です。
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冠水養生とは?
夏場のベース生コン打ち込みを完了した時点で、ベース生コンの上全体に水を張り、
生コンを急速な乾燥から守る施工方法。
冬場など寒い時期には施工を行ないません。 |
土間押さえとは?
春夏秋冬全ての時期のベース生コン打ち込みなどに使われる施工方法
生コンを一度金ゴテなどを使い仕上げます。
生コンが半固まりの時に、下駄(忍者)と呼ばれるカンジキの様な履物で、
生コンの上に上がりもう一度綺麗に仕上げる施工方法。 |
シート養生とは?
ベース生コン・立ち上がり生コン打ち込み後、ブルーシートや専用のシートを、
生コンや型枠の上に掛ける、養生方法です。 |
下駄(忍者)とは?
土間押さえをする為に、ベース生コン打ち込み後、
半固まりの生コンの上に載るための履物、雪の上を歩くカンジキの様なもの。
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(3)夏場の霧雨は生コン打ち込み中、生コンを急速な硬化から守る効果があります。
しかし土間押さえをしないと割れる可能性もありますので、注意が必要です。
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(4)冬場の注意
冬場は朝・夕・夜に急速に気温が下がることがあります。
あまりに気温が下がると生コンが凍り、
強度が落ちる場合がありますので注意が必要です。
現在の生コンは非常に高配合で、凍ることは殆ど無いと思われますが、
温度補正と呼ばれる、生コンの配合変更ができますので、
気になる方はハウスメーカーに、確認してみてください。
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(5)土砂降りの雨は全て季節で問題があります。
夏場の霧雨程度なら割れの予防にもなりますが、土砂降りの雨の場合は、
打ち込みの最中に余分な水分が生コンに混ざり、強度が落ちる可能性があります。
ただし打ち込み完了後に雨が振る場合は、殆ど問題ありません。
表面の仕上がりが多少汚くなる可能性もありますので、
気になる方はハウスメーカーに確認してください。
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(6)ハウスメーカー格会社事に、
生コンクリートの施工・配合マニュアルがあるはずです。
生コンの配合が気になる方は事前に説明を受けると良いでしょう。
生コン配合はハウスメーカー各会社で違いますので注意が必要です。
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(7)生コンの強度を自分の目で確かめたい方は、
現場や生コン工場で、強度・スランプなどの試験も受けられますので、
生コン試験をしたいと言う皆様はハウスメーカーにご相談ください。
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温度補正とは?
生コンの配合を変更し、生コンを凍らせないために行なう配合変更 |
生コンの配合とは?
生コン1立方メートル当たりに使う量を基準とします。
生コンの予備強度(ニュートン)をN/muで表し、
生コンのスランプ(硬さ)をcmで表し、
生コンの粗骨材の最大寸法をmmで表します。
(例)生コンを業者が頼む際は27-15-20などと指定し、発注を掛けます。
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生コンの割れの出やすい箇所のチェックポイント
(1)立ち上がり鉄筋のコーナー箇所や、継ぎ手付近は
人通行補強筋などの為に、鉄筋が重なり過ぎている箇所が多く、
生コンが割れやすいので注意が必要です。
なぜ割れやすいのか?
鉄筋が重なる部分には生コンが入りずらく、空気や遊離水が溜まり易いため、
生コン同士が接着できないために割れが発生します。
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(2)水道や排水の為にベースの上に出ている配管箇所は注意が必要です。
配管は塩ビと呼ばれる材料で出来ているため、ごく僅かなのですが収縮します。
その収縮によって生コンが割れる可能性があります。
配管周りは生コンの被りが少ないので、割れが出る原因になります。
その為配管周りには補強筋欠かせません。
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(3)ベース生コン打ち込みは時間が掛かります。
短くて1時間から1時間半、長いときは一日掛かる事もあり、
最初に打ち込みを施工した箇所と、
後から施工した箇所の繋ぎ手部分が、
コールドジョイントとなり割れが発生する可能性があります。
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遊離水とは?
生コンの中に含まれる余分な水分です。
遊離水は出来る限り生コン外に出さなくては行けません。
遊離水が生コンの中に大量に含まれると、
生コンが硬化した時に遊離水があった部分に空洞ができます。
その為バイブレーターなどを使い遊離水を出さなくては生コンの割れにつながります。 |
バイブレーターとは?
生コンを締め固めるときに使われる機械です。
主に生コンの中に含まれる遊離水や空気を外に出す硬化があります。
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コールドジョイントとは?
生コンの打ち込みの際、繋ぎ手部分が硬化しすぎてしまい、生コン同士が連結できない状態。 |
ベース生コンの養生期間について
(1)ベース生コンの養生期間は少ないほうが良いでしょう、
ベース生コンを打ち込み後、なるべく早い段階で立ち上がり生コンを打てれば、
ベース生コンと立ち上がり生コンがよく接着されるはずです。
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(2)ハウスメーカーによってはベース生コン打ち込み後、養生期間3〜5日行なう会社もありますが、
実際に殆どのハウスメーカーは、ベース養生期間は取らないはずです。
養生期間を取るハウスメーカーは、養生期間が無いと生コンが割れると考えているようですが、
実際に生コンが割れるときは、打ち込みの日に割れるのが殆どです。
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養生期間とは?
生コンを乾かす為の期間です。
立ち上がりの生コンの際は、型枠で生コンの膨張を抑え込んでいるので、養生期間は重要です。
ベース生コン打ち込みは、土間押さえなど生コンの膨張を抑える施工がされているので、
養生期間はあまり必要ないでしょう。
ただし例外もありますので、気になる際は監督さんなどにご相談ください。
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アドバイス
ベース生コンクリート工事は、基礎工事で最も生コンを使う工事です。
施工方法が理解できても、経験の少ない職人さんでは綺麗な施工は出来ないでしょう。
その為熟練した職人さんの手により、施工が行なわれます。
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阪神淡路大震災以降、基礎の強度・精度・検査基準は格段に進歩しました。
しかし今も昔も職人さんの手により、基礎工事は造られているのです。
図面上基礎は出来ても、現場では図面道理に行かないことが多々あります。
基礎工事は住宅を建てる際に、流動性の材料を使う難しい工事です。
ベース生コン打ち込みは、立地条件・天気・生コンの質・様々な条件が必要です。
何時も同じ条件で、全て良いと言う事は100%ありませんので、
何か気になる場合は監督さんや職人さんに質問してみましょう。
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